DADA

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DADA
ⓒ T S U B U R A Y A P R O D .
A R T I S T : Sokkuan Tye
visiontrack
昨年青山スパイラルにて、20世紀の芸術活動に多大な影響を与えた「ダダ」誕生100周年記念イベントが開催されました。スパイラル1FのMINA-TOでは「ダダポップアップショップ」として、ダダイズムが語源となって名づけられたウルトラ怪獣・ダダをモチーフにした幾何学模様柄のタイツを、シンガポールのアーティストSokkuan Tyeとtokoneのコラボレーションによりデザイン制作しました。このタイツをはいて、ダダの世界を味わってみてください。


SOKKUAN TYE

イラストレータークアラルンプールのThe One Academy Of Communication Design卒業後、Ogilvy & Matherのアートディレクターを経て、現在はフリーのアーティストとして、シンガポールを拠点にイラストレーション、グラフィックデザイン、刺繍アート、プロダクトデザインなどの他分野で活躍中。彼女の代表作の一つである“Sophie Black(ソフィー*ブラック)”は、邪悪であると同時に可憐であり、ぼさぼさの髪、濃いまつげ、青白い肌をしており、体中に縫い目が走っているキャラクターである。“Sophie Black”はいくつものプロジェクトに起用され、Absolut Vodkaとのコラボレーションでsokkuan自身がデザインした限定版のハンドミラーなどにも登場している。また、近年「クラフト的」な領域に移行し、織物を使用したコラージュや大規模なインスタレーションを創作している。「Kuih-muih(シンガポールのおいしい料理のモビール)」というプロジェクトでは、2011年のパリの現代アートフェア「Cutlog」、また2012年、シンガポールの人々の家で開催されたポピュラーアート展「Open House Occupy Tiong Bahru」で展示された。そして進行中のプロジェクト「Sadako’s unfashionable fashion diary ? not really about fashion(貞子のオシャレではないファッション日記 ? 本当はファッションの話ではない)」は、日本のホラー映画『リング』の人気キャラクター貞子から着想を得た一連の奇抜なイラストレーションと写真である。井戸から現れる、髪の毛の塊で顔を覆われたこの超自然的な生き物は、旅をしており、サルトリアリスト(ファッションの人)としての性向を持っており、奇妙なマスクを身につけていると再考されている。